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演劇の本質と人間の形成

演劇の本質と人間の形成 「演劇と教育――この一見、二元に、しかもしばしば、まったく相反するようにみられる世界が、じつは、外部現象を異にするだけの同一元であること、そしてそれは、すなわち人間の『生』そのもののあり方を『あり方』とすること――。私は演劇に『生』の原存在を見、教育にもまたそれを見た。したがってこの書は、私にとっては、まさに「人生」の書なのである(序にかえてより)

1953年6月 誠文堂新光社
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