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火の起原の神話 J・G・フレイザー著

火の起原の神話(1989)火の起原の神話(2009) 人類はいかにして火を手に入れたのか―世界のあらゆる地域、民族に伝えられた神話や伝説のなかに、文明への一歩を特徴づけるこの神秘への、人類の飽くなき問いが刻印されている。『金枝篇』で名高い人類学者・フレイザーが、壮大な神話の数々を通して、太古の人間の精神に迫る。(ちくま学芸文庫版カバーより)

「もともと私は劇作を業とするもので、神話学、民俗学などへの参入は戦後、中年を過ぎてからだから、ひっきょう、アマチュアの道楽にすぎない。それなのにどうして本書を訳す気になったか。答えは簡単、この訳書がいつまでたっても出そうもないからである」(訳者あとがきより)


1971年10月 角川文庫より刊行
1989年11月 同文庫より復刊(写真左)
2009年11月 ちくま学芸文庫より復刊(写真右)
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