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日本芸能の源流

日本芸能の源流 「本書はその題が示すように、わが国の古い芸能および演能が、古代東洋、さらにヨーロッパの伝承とどうつながるかを見ようとしたものである。戦後わが国の民俗学や民族学がにわかに盛んになり、日本の伝統芸能に関する研究もその機運に乗ったが、それがアジア諸社会の伝承とどうつながるかということになるとほとんど断絶している。本書に意義があるとすれば、こうした断絶、欠落の間にかけられた1本の丸木橋といったところであろう。それがやがて捨てられ、代わりに立派なゆるぎない橋がかけられる日を期待してやまない」(序文より)

内容:「三番叟とデュオニュソス」「鳴神と一角仙人」「しんとく丸」「道成寺と白蛇伝」「橋弁慶」「釣女」「山伏とヨハネ」ほか

1971年7月 岩崎美術社
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