シルクロードのドラマとロマン
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「これまで読んだシルクロードものは、ほとんどが地誌的で、いわば観光旅行のガイドブックを下敷きにした印象記といった感じが強い。それはそれでもちろん貴重だが、他にもっと人間くさいもの、すなわち数千年来中央アジア、中近東を中心に、生きて恋して戦って、酒に溺れて流浪した諸民族の「いのち」に触れたものがあってもいいのではないだろうか」(まえがきより)
内容:「琵琶を抱くひと―王昭君」「西の征服者―アレキサンドロス」「土俗の叡智―チンギス・ハーン」「女難の美僧―玄奘三蔵」「二人の先駆者―張騫と班超」ほか |
1973年5月 芙蓉書房
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